2週間程度の海外旅行なら気にならないのですが、ドイツに在住するとなると恋しくなるのが日本のお米です。
ドイツは肉食中心で野菜は少なめです。味付けも殆ど塩コショウだけで、僕的には全体的に濃いめの味付けです。
滞在初期の頃は、ジャガイモやソーセージ、ハム、チーズ、パン、ワインなどドイツの美味しいもので足りるのですが、数ヶ月も経てば飽きてしまうと思います。
豚の生姜焼きや、お味噌汁や白米、卵焼きが食べたくなると思います。
そこで本記事では、ドイツで実際に僕が使っている炊飯器や、電源、アジアンショップなどについて紹介します。
ヨーロッパ対応の日本メーカーの炊飯器
今では米を食べる事がヨーロッパでも珍しい事ではなくて、アジアンショップに行けば炊飯器が普通に売っています。アジアンショップに売っている炊飯器をいくつか写真で紹介します。
アジアンショップにある炊飯器は簡易的なもでデザインもそこまで凝った物は無い印象です。このRemoの炊飯器は€25.99(約3120円)です。
古めのデザインの、TRISTARの炊飯器は€19.99(約2400円)です。
上記の炊飯器はどれもアジアンショップ「東方超市 go Asia」に売っていた炊飯器です。
以前にアジアンショップで炊飯器を買った友人によると、ベチャベチャなご飯だったり、芯の残ったご飯だったり、保温機能が付いてなかったりと、何かと品質が良くないとの事でした。
この事を踏まえて、僕は高品質な日本メーカー製のヨーロッパ対応炊飯器を機内持ち込み荷物として、ドイツへ持ってくる事を強くオススメします。
下記の写真炊飯器は僕が今使っている炊飯器です。アマゾンで買いました。
正直に言うと、ドイツのご飯は美味しくないです。確かにソーセージは日本の物と比べ、香りも高く、濃いめの味付けが肉の旨さを引き立てて美味しいです。味の種類もあって流石本場!って感じです。ビールも日本の物と比べれて安価で、種類も多く、誰もがクゥー!っと唸る旨さがあります!
ドイツ人はビールは常温で飲む物だと言いますが、確かにあのコクを味わうにはキンキンに冷えているよりも、常温の方がより味わいを深く楽しめるというのも納得です。酸味のある黒パンも、ハード系といわれるズッシリしたパンも、ドイツはパンが主食ですから美味しくないわけないです。もちろんハムもチーズも美味しいです。
ですが、これはあくまで僕の感想ですが、これらが美味しいのは最初の2週間までです。3週目には飽きがきます。たまに食べるから美味しいのです。
パン食が好きな人は良いですが、僕は2週間が限界でした。ちなみに僕は日本では毎朝パン食とコーヒーでした。なのでドイツに来るまでは、パン食にも苦労せずに対応できると思ってました。
でも実際はドイツの食事はビールに合わせる為なのかどれも塩っぱくて、濃い味で、メニューの種類も少なくて飽きます。
それに外食ばかりだと食費もかかります。ドイツのレストランで食事をするとしても大体1人1食€20(約2400円)、ドイツでは日本食は海外の物なので、それなりにします。
短期の旅行者ならまだ平気ですが、長期の滞在で生活費や食費を抑えたい人は自炊は必須になると思います。そんな時、ヨーロッパ対応の日本メーカーの炊飯器は、きっと貴方の大切な相棒となる事でしょう。
ドイツは230ボルト、日本は100ボルトと、電圧に違いがあります。その為、日本の電化製品をドイツで使う場合は変圧器を別に用意する必要があります。
下記の写真は上記の炊飯器の電源プラグです。ヨーロッパ使用になっています。
その点、ヨーロッパ対応の製品なら、電圧などの事も気にせずに使えるので楽です。
CタイプまたはSEタイプのコンセント変換アダプター
ドイツでは日本と電源プラグの形が違います。それなので、スマホの充電やパソコンの充電にCタイプまたはSEタイプの変換プラグが必要になります。
上記の写真は僕が実際に今使っているSEタイプとCタイプの電源プラグです。渡独時にアマゾンで買いました。
ドイツのコンセントのプラグの種類がCとSEの2種類あるのですが、結論から言うと我が家は両方使えるので両方使ってます。
両タイプは一見違いが分からないほど似ていて、正確にはSEタイプの方がCタイプに比べて、ピンが少し太い程度の違いしかありません。
これは僕も実際に日本からドイツに来る時にどっちやねん!と言う事になって念のために両方のタイプを1つずつ持って来たのですが、今は両方とも使えるという不思議な事になってます。
しかし、SEタイプはCタイプでも使えて、CタイプにはCタイプしか使えないので、とりあえずCタイプを持ってくれば安心です!
電圧も日本は100ボルト、ドイツは230ボルトと違いがあって、日本のドライヤーなどをドイツで使う時は変圧器と言う、約4万円くらいで重さが大体10kgもする鉄の塊を用意しなければなりません。これは辛いです。なので僕はドイツと日本で使う電化製品は分けるようにしています。
ドイツではドイツ製品を使う。日本では日本製品を使うと分けた方が安上がりだと思います。
ちなみにパソコン、スマホ、タブレットなどは元々世界基準で作られているので変圧器などは必要なく、変換プラグだけで大丈夫です。最近はUSB充電も増えたので便利です。
僕はドイツに10年住んでいますが変圧器を持っていません。多分これからも必要とする事はないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は海外在住の必需品、炊飯器について電源と合わせて詳しく紹介しました。
最近は日本食もすっかり海外で認知されて、年々ドイツでも日本食が手に入りやすくなっています。
言語や文化などはある程度適応できても、食生活を合わせるは意外と大変だと思います。
僕はドイツに来た当初は、ドイツに早く慣れるためにご当地の物を食べようと努めていたのですが、最近は日本食の割合が多くなっています。
快適な海外生活の基本は食生活にあると僕は思います。
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