ドイツの長距離バスFlixBusの搭乗記!トイレや座席、所要時間などを紹介!

ドイツだけでなく、ヨーロッパ中に路線を持つ長距離バスの「FlixBus」。

僕が住んでいる街ドレスデンでは、2013年からFlixBusが利用できるようになり、それ以来とても便利になりました。

今回はドイツの長距離バスFlixBusの乗り心地や車内の様子、ポイントについて詳しく紹介します。

記事の最後では飛行機、電車、バス、車のそれぞれの所要時間や費用について、それぞれ紹介します。

FlixBusとは?

今ではFlixBusがヨーロッパ中に路線を展開する長距離バス会社として大活躍しているFlixBusは、2012年に創業された比較的若い企業です。

私がドイツに来た2009年当時はドレスデンでは長距離バスのサービスが存在しなかったため、ヨーロッパの移動手段は主に車、電車、飛行機の3つしかありませんでした。しかし、今やFlixBusがヨーロッパ中を結ぶ便利なオプションとして広く利用されています。

ドイツに住んでいる僕も現在は、FlixBusをヨーロッパ旅行などの移動手段としてよく利用しています。

FlixBusの切符の購入方法

ドイツの長距離バスFlixBusの切符の購入方法について詳しくは、【徹底解説】ドイツの首都ベルリンへバスで行く方法!切符の買い方や予約方法を詳しく紹介を参照ください。

FlixBusの車内

FlixBusの車内を紹介する前に、今回利用するFlixBusの経路や所要時間を説明します。

経路・所要時間

今回は、ドレスデンのノイシュタット駅発、ベルリンのBER空港経由、アレキサンダープラッツ(Alexanderplatz)を最終目的地としたルートを例に紹介していきたいと思います。

ドレスデン・ノイシュタット駅 8:55AM発

ベルリン・アレキサンダープラッツ 11:35AM着

ドレスデンのノイシュタット駅からベルリンのアレキサンダープラッツへは、所要時間2:35です。

FlixBusのバス停

FlixBusのバス停

ノイシュタット駅のバス停はHansastraße 4というところにあります。

FlixBusのバス停は黄緑色が目印です。

このバス停はノイシュタット駅というドレスデンの中では中央駅の次に大きい主要駅にあるのですが、普段僕が使うノイシュタット駅の裏側にあるので中々慣れていない人には見つけづらいと思います。

普段使う駅の反対側って用事がないと使わないことが多くて、何があるのか詳しく知らないことってありますよね。

僕はあるあるだと思っています。

バス停の場所は事前にGoogleのストリートビューなどで詳しく調べることをオススメします!

出発

ドレスデンのノイシュタット駅から出発します。

FlixBusは緑が目印のバスです。

今回利用したバスは1階建てのバスでした。

FlixBusは緑のバス

バスに搭乗するまえにオンラインチケットをスタッフに提示してバスに乗り込みます。スタッフはドイツ語だけでなく英語も通じます。

このときオンラインチケットの「QRコード」を見せるようにしてください。

オンラインチケットの購入方法について詳しくは【徹底解説】ドイツの首都ベルリンへ!バスの切符の買い方を紹介を参照してください。

スタッフはチケットを確認するだけで、荷物は基本的には自分でバスに積み込む必要があります。

荷物にオプション料金を払っている場合以外、基本的にはスタッフは乗客の荷物に関心が無いので、自分でしっかりバスに積み込んでください。

座席指定をしている場合は、乗車後所定の席に着席します。

今回僕は最後尾の窓側の座席を予約しました。

FlixBusには2階建てのバスもあります。

2階建てのFlixBus

バスの出発時間にはバス停に複数のバスが停車します。

僕は最初このバスに乗るのかな?と思って間違えて写真を撮ってしまいました。

皆さんは僕のように間違えないように、オンラインチケットに記載されている車両番号をしっかり確認してください。

車両番号はバスの正面、行き先と一緒に電光表示されています。

今回はほぼ予定通り朝9:00に出発しました。

FlixBusの車内

車内はとてもきれいな印象を受けました。

FlixBusの車内

僕が乗車したFlixBusは家族連れや友人同士など様々な人がいました。

ドイツ語だけでなく、ロシア語系の言語も聞こえたので様々な国の人が乗っていたと思います。

アジア人は僕が見た中では僕だけでした。

僕はドイツに住んでいるので、ある程度ドイツ語に慣れていますが、ドイツに来た時は、ロシア語系などのドイツ語や英語以外の聞き慣れない言語を聞くと不安になることがありました。

海外で聞き慣れない言語に囲まれるというのは心細いですが、それは外国の人も同じです。

ドイツ人もロシア人も日本に行って聞き慣れない日本語に囲まれたらきっと不安になると思います。

海外で大切なことは、自分が分からかったり不安になるからと遠ざけるのでは無く、お互いの立場を尊重しつつ相手を理解しようと努めることだと思います。

物盗りやスリなどには最低限注意を払いつつも、他者に対して親切心を忘れずに感じ良く接すればそれ程不安になることは無いと思います。

赤ちゃんはベビーバッグで乗車

僕の2つ前の席に赤ちゃんを含める5人家族と思われる1団がいたのですが、赤ちゃんが乗車時にほんの少し泣いたものの、BER空港までの約2時間終始静かにしていたことからも、快適さが伝わると思います。

このときの赤ちゃんはベビーバッグの中にいたので、FlixBusの座席はベビーバッグ対応であることがわかりあます。

ドイツでは赤ちゃんや子供は騒がしいというのは当たり前という認識なので、赤ちゃんが泣いたからとイライラする人はいません。

赤ちゃんや子供に寛容なのはドイツのいいところかもしれません。

最後列の座席はリクライニングできない

最後尾の僕の座席はリクライニングできませんでしたが、赤ちゃんの席はリクライニングされていたことから最後尾の座席以外はリクライニングできることがわかります。

今回2時間半の乗車時間だったので、リクライニング無しでも問題無かったですが、3時間以上の乗車時間が予想される時は、リクライニングができる最後列以外の座席がオススメです。

長距離バスの座席のリクライニングについて

以前に、夜片道6時間の便を利用した際は、座席に座った途端ほぼ乗客全員が後列の人に声をかけることもなく、リクライニングを最大限倒していました。

ほぼ乗客全員がリクライニングを最大に倒しているので、ある意味皆平等なので問題無いといえば無いのですが、乗客全員がリクライニングを最大に倒すなんて日本なら中々無いことだと思うので、流石ヨーロッパだなぁと思ったことがあります。

もちろん僕もそのときはリクライニングを最大に倒して6時間乗車しました。

前の列の人に最大にリクライニングを倒されると、後列の人は前の列の人の顔を覗き込める程顔が近くなり、後列の人がリクライニングを倒さないと狭くてほぼ身動きできなくなります。

FlixBusや多分ヨーロッパ中の長距離バスの座席のリクライニング幅は日本に比べかなり大きいです。

長距離バスのリクライニングも、郷に入れば郷に従えです!

電源とWi-Fi

FlixBusでは僕が見た範囲ではどの車両もフリーWi-Fiと電源がついていますが、フリーWi-Fiが使えたことが今まで1度もありません。

窓側席には電源とUSBが設置されています。

電源とUSB

USBの上部には「5V」と記載されています。

今回iPhoneをUSBから直接充電しようとしたのですが、充電できませんでした。

USBから充電できなかったので、コンセントに挿したら充電できました。

FlixBusではフリーWi-FiとUSBは機能していないと思ったほうが良いです。

電源は問題無かったのですが、窓側にしか電源が付いていなかったので、2人で1つの電源を使うことになります。

2人で1つの電源を使うということは、例えば窓側の人が電源を使って充電したまま寝てしまって、通路側の人が電源を使えない、というケースが考えられます。

充電に不安がある人はモバイルバッテリーなどを携帯するのが無難かもしれません。

車内は寒い?

僕は今までの経験上、ヨーロッパ人が多く利用する飛行機や電車、バスなどの交通機関は、日本に比べどれも冷房が強めに設定されているイメージがあります。

座席のエアコン

今回は寒くも暑くもなく快適にバスを使うことができましたが、寒さに弱い人は念の為薄手の羽織を持っておくのもいいかもしれません。

座席の足元の広さ

僕は長距離バスの座席で地味に重要なのが足元の広さだと思っています。

座席の足元

僕の身長は177cmですが、座席の足元には余裕があり、狭いとは感じませんでした。

リュックサックくらいの大きさなら前の座席の下に仕舞うことがでました。足置きのバーも付いていました。

今回は足元にリュックサックを仕舞いましたが、座席上部の棚に上げたほうが、より快適に座れると思います。

背面のテーブル

長距離バスに乗った時は、車内で快適に過ごすためには、座席のテーブルが地味に大切だと僕は思います。

背面のテーブル

テーブルにはボトルホルダーの穴が空いていて、幅もあり十分な大きさだと思います。

テーブルにタブレットを立てかけて映画を見ている乗客もいます。それくらいの幅があります。

乗車中の過ごし方

僕は長距離バスの乗車時は本を読んで過ごすのが好きです。

普段僕は車酔いするのでバスの中で本を読むことは無いのですが、長距離バスはアウトバーンを一定のスピードで走る為か、車内が揺れることが少なく酔いづらいです。

車酔いが気になる方は事前に酔い止めを飲むことをオススメします。

車内のトイレ・トイレの紙について

僕の知る範囲ではFlixBusのバスにはトイレが設置されています。

バスの座席表

上記の画面はFlixBusでオンラインチケットを予約するときに座席を指定するときに表示されます。

今回利用したバスもトイレが設置されていました。

トイレはバスの入り口の階段の横にあります。男女兼用のトイレ1つです。

僕が今まで利用したFlixBusは乗車時間6時間半が最長なのですが、途中でトイレ休憩などの停車は無かったと記憶しています。

運転手も2人体制で目的地までノンストップでした。

乗車時は綺麗なトイレも、6時間も乗車していると当然汚れてきます。

最後の方はトイレットペーパーが無かったりすることもよくあります。

トイレの紙が気になる方は事前に自分で用意することをオススメします。

僕はドレスデンからベルリンまでの2時間半〜3時間くらいでは寝ていたらそれ程長く感じないので車内あまりトイレを使うことはないですが、以前バスに乗ったらとても体調が悪そうな人が頻繁にトイレを使っていた時もありました。

長距離バスに乗る前にはトイレに行って、車内でなるべくトイレを使わないようにするのが良いのではないかと僕は考えています。

とはいえトイレを我慢しすぎるのは当然体に良くないことなので、、、考えさせられます。

到着

長旅お疲れ様でした。

ベルリン・アレキサンダープラッツにほぼ予定通り11:40到着です。

バス停のバス

FlixBusはアレキサンダープラッツにあるホテル「Park Inn」 の前の道、Alexanderstraße 3に停車します。

アレキサンダープラッツのバス停

アレキサンダープラッツはベルリンの中心あり、ベルリン大聖堂やベルリンテレビ塔、ベルリン博物館島にも近く、ベルリン観光の中心地です。

FlixBusの待合室

アレキサンダープラッツのバス停近くには、FlixBus用待合室があります。

FlixBusの待合室

緑の色がFlixBusの目印です。

待合室の中の様子

待合室の中は椅子とテーブル、飲み物と奥にはロッカーがいくつか設置されています。

飲み物は有料です。

FlixBusの乗客なら誰でも気軽に使うことができると思います。

FlixBus利用者以外が使うことができるかは、聞いてみたことが無いので僕はわかりません。

僕はここで飲み物を注文したことがないので、飲み物の値段は正確にはわかりませんが、待合室などで有料で売っている飲み物は、通常スーパーで買うより割高です。

恐らく500mlのペットボトルのコーラで€3.00(450円)くらいはすると思います。

待合室の受付

待合室の中には受付カウンターもあってFlixBusの切符をスタッフから買うことができます。

待合室なのにトイレが無い

長距離バスのバス停にあるFlixBusの利用者が使う待合室にトイレが無い!

これはかなり重要なことだと思います。

バスを降りたところにある待合室にトイレが無いので、バスを降りる前に車内のトイレに行っておくことをオススメします。

アレキサンダープラッツのバス停周辺のトイレの場所はどこ?

ではもし前述したように長距離バスのトイレに紙が無く、バスを降りる前にトイレに行くことができなかったらどうするのか?

そういう場合はバス停の道向かいにあるホテル「Park Inn」のトイレを利用しましょう!

Park Inn

ホテル「Park Inn」に入ると左手にトイレの入り口があります。

Park Innのトイレ1

ホテル「Park Inn」の中にあるトイレの前にはゲートが設置されています。

Park Innのトイレ2

ゲートには張り紙されていて、「この機械は€1硬貨しか使えない」と書いてあります。

要するに€1コインで支払えば、誰でもトイレを自由に使っていいいということです。

ここのトイレはホテルが管理しているトイレなので、紙が無いということもありません。

ちなみにドイツではトイレが有料なのは一般的なことです。

アレキサンダープラッツへバスで行く場合は、トイレ代に€1コインを持っておくことを強くオススメします!!

値段や所要時間はどのくらい?

最後に、ドレスデンからミュンヘン間を例にして飛行機、電車、バス、車それぞれの所要時間、価格などを比較してみたいと思います。

ドレスデンからミュンヘンへは車だと片道約460kmの距離です。

日本で例えると東京から名古屋くらいの距離になると思います。

価格は€1=150円で計算しています。2023年8月1日、大人1人 

飛行機:ルフトハンザ(エコノミークラス) 

・所要時間:0:55 

・乗換:なし

・費用:€87,41(13,110円)

・発着:09:55ドレスデン発10:50ミュンヘン着  

電車:ドイツ鉄道(2等車)

・所要時間:4:53

・乗換:1回

・費用:€59,90(8,985円)

・発着:10:10ドレスデン発15:03ミュンヘン着 

バス:FlixBus

・所要時間:所要時間6:30 

・乗換:なし

・費用:€29,99(4,499円)

・発着:12:50ドレスデン発19:50ミュンヘン着  

車:VWPoloディーゼルエンジン

・所要時間:休憩無しで4:30 

・乗換:なし

・費用:ガソリン代のみ

    出発前の満タン給油1回分、€60(9,000円)

・発着:ドレスデン発ミュンヘン着

上記の4つの中で飛行機が1番高額ですが、電車と比べると費用がそれ程変わらいことがわかります。

電車と飛行機の費用の差額は€27.51(4,126円)であることや、飛行機の方が電車に比べて約4時間短い所要時間で済むことから、飛行機の方がお得だと考えられます。

所要時間は掛かりますがバスは飛行機の半額以下の費用で済むため、バスも魅力的です。

僕は前にミュンヘンの友達に会いにいった時はお金が無かったことおもあり、費用を抑えてバスを使いました。

ここまで、飛行機、電車、バスの公共交通機関の費用や所要時間をそれぞれ比較してきました。

最後に、ドイツといえば有数の車大国ということで、車の場合の費用と所要時間も考えてみようと思います。

車は公共交通と違って出発時や到着時間、途中のトイレ休憩などを気にすることなく、移動中は重い荷物を運ぶ必要もありません。

家を出てから目的地までダイレクトに移動することが出来てとても気軽で身軽な移動手段です。

さらにドイツには無料高速道路であるアウトバーンがあるため、ガソリン代以外の費用がかかりません。

アウトバーンでは、ベンツやアウディなどの高級車なら平均時速130kmか、区間によってはそれ以上で走行することができ、高級車は乗り心地も良いのでそれ程疲れることはないと思います。

以上のことからドイツでは車は最高の移動手段と考えられます。

僕もいつか高級車を買ってアウトバーンを走ってみたいです!

まとめ

いかがでしたか?

今回はドイツの長距離バスFlixBusの車内の様子を紹介するとともに、ドイツ国内を飛行機、電車、バス、車それぞれの所要時間と費用を紹介しました。

長距離バスが使えるようになると、ドイツ国内だけでなく隣国にも気軽に行くことができます。

長距離バスは飛行機や電車に比べるととても安くて便利ですが、くれぐれもスリなどには注意してください。

安価なサービスを使うときは、値段に比例してスリや置き引きなどのリスクも高くなります。防犯対策をしっかりとしてバスや電車などの交通機関を使うように心掛けてください。

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