今回は海外在住にとってとても大事な「アジアンショップ」について、ドイツ在住者の僕が詳しく紹介するとともに、海外であると便利な物についても紹介します!
ドイツのアジアンショップについて
ドイツの主要都市には小さな店舗や大型店などを含め、アジアンショップは確実に1店舗はあると思います。それ程にアジアンショップは身近なスーパーです。
長期滞在になったらまず、自分の住んでいる街や周囲にアジアンショップがないかネット検索する事をおすすめします。
大型店だと店の外見を見てアジアンショップと気がつくのですが、昔からあるアジアンショップなどは小さな店な事もあって、一見廃墟ぽく見えるところもあります。
大型のアジアンショップだと、最近ドイツで展開している「東方超市 go Asia」というお店がオススメです。下記は「東方超市 go Asia」の写真です。
品揃えも豊富で、なっちゃんオレンジ、午後の紅茶、サントリー烏龍茶、おーいお茶、ブルドックソース、おたふくソース、キューピーマヨネーズ、角谷のごま油、とろろ芋など、なんでもあってびっくりします。
ユニクロのウルトラライトダウン
これはドイツに来てから気が付いた事なのですが、ドイツは基本的に寒いです。日本で例えると北海道よりも更に北に位置するくらいドイツは緯度が高いです。この気候は日本でも本州から出た事のない僕には初めての経験でした。
ドイツは、1月から4月までは冬時間で寒く、日照時間も短くて、2月は14時には日が傾きはじめます。5月から10月までが夏時間で、7月は20時を過ぎても明るいです。
気温は確かに冬時間は寒くて最近は暖冬のせいかそれ程寒くもないですが、日中でも5℃以下な日もあります。僕が来た10年前はマイナス26℃の日もあって、その時は毎日氷点下が続いたので、たまに0℃だと暖かく感じられて、Tシャツで歩けるかも?と錯覚してました。
夏時間も冬時間に比べれば、暖かいといえば暖かいのですが、それでも35℃まで気温が上がるのは一週間程で、基本的には涼しいです。
なので日本のようにハッキリと衣替えをすることが難しく、毎日の天気が山の天気のように変化しやすくて、人によってフリースを着る人もいれば、Tシャツの人もいたりと、バラバラです。
日本で例えるとドイツの夏時間は、これから暖かくなる、春先の季節の変わり目が続く感じです。そしてそうこうしてると9月には寒くなりはじめます。
このドイツの気候に体調管理が難しくて今日は何を着れば良いのかと、特に僕は風邪を引きやすいので、今も悩みます。
そして色々試行錯誤した結果、ユニクロのウルトラライトダウンが1番良いという結論になりました。
上記の写真のウルトラライトダウンは僕が今使っている物で、日本に一時帰国した時に買ってきた物です。
ウルトラライトダウンは携帯性にも優れ、半袖の上に着てもよく、冬場は長袖の上にも着られて、ダウンなので防寒性もあって、本当にドイツの気候にピッタリの服だと思います。我が家の玄関には年中ウルトラライトダウンがコート掛けに掛かっています。
文房具・日用品
これは僕がドイツに来た時に準備をしないで失敗したと思いました。ドイツに来るまでは海外で生活するという大きい事ばかりで、文房具や生活用品などの細かいところまで気が回っていませんでした。
文房具や日用品などは、日本からドイツや海外に移る時は、パスポートやビザなどと比べればとても些細な事です。しかし当たり前ですが、実際に生活を始めるとパスポートやビザよりも文房具などの日常で使うものの方が重要になります。
しかも文房具などの日用品を使う様になって改めて、日本の品質の素晴らしさに気がつくと思います。日本の文房具はとても優秀で安価、コスパ最高!性能に安心感があります。
もちろんドイツと日本は生活様式や文化、言語が違うので、文房具など人々の生活に密接に関係している物が違うのは当然なのですが、ノートの紙の品質、文房具のデザインや種類、ペンなどの値段やインクの質、消しゴムなど、細かい所が日本製がいかに優秀かを思い知らされます。
ちなみに僕の経験上、ヨーロッパでお洒落だと言われて、ちょっと高めな文房具店や雑貨店にある商品は大抵日本メーカーの商品ばかりです(笑)
最低限、日本で使っている筆箱は持って来ることをオススメします。
あと、システム手帳なんて素晴らしい物はこっちにはないので、日頃手帳を使っている人は絶対持って来て下さい。もし忘れると、毎月メモ帳に手書きでカレンダーを書く事になります。
ここで僕が普段使っているドイツの文房具を紹介します。
上記の写真、左から
パンチ:3枚の紙の穴開けもいまいちで、1枚ずつ開けるようにしています。
ホルダー:このフォルダーはドイツ人がよく好んで使っている物です。しかしこのホルダーを使うにはいちいち紙をパンチで穴を開ける必要があります。
ホッチキス:これもどうも歯の性能のせいか、いまいちの品質です。
マーカー:ペン先が乾きやすく、インクの出が悪いです。
ノート:ドイツでは罫線のノートを使います。それに紙質もイマイチで、僕はこれに最初慣れなくて、家からルーズリーフを送ってもらいました。
ドイツの文房具も使い慣れればこれでいいかと妥協するのですが、日本の高品質な物を知っているとイマイチと思ってしまいます。
正直、文房具の質なんて日本を出るまでは気にしませんでしたが、ドイツに来て文房具にも品質があるのだと分かりました。
ドイツ式のホルダーの使い方
上記写真の青色のホルダーはドイツ人が好んで使います。最初僕はこのホルダーの使い方が分からなかったのですが、今は慣れて書類をまとめる時は下記の写真のように、ドイツのホルダーを使ってまとめるようにしています。しかし、書類を綴じるのにいちいちパンチで穴を開ける手間が面倒です。
上記の写真は実際に僕が使っている使用例です。
パンチで穴を開ける手間も面倒ですが、書類を裸で扱うことになるので、角が丸まったりと何かと書類がボロくなりやすいです。
それとホルダーで思い出したのですが、ドイツには下記の写真のようなクリアファイルは売っていません。
ドイツに来た当初というのは、住民票、ビザ、証明書、契約書など、重要書類がたまります。
重要書類な為かよく提出を求められたりするので、気軽に出し入れできて、それなりにまとめておけるこのフォルダーが無いかと探しました。結局見つからず、どうしても欲しくて日本から送ってもらいました。
耳かき
耳かきはかなり個人的な物になるので、ここに書こうかと迷いました。
実はドイツには耳かきは売ってなくて、僕はどうしても耳かきが欲しくて、ドイツに来て、一番初めに母にお願いして日本から送ってもらったのが耳かきでした。
どうもドイツ人は耳垢がウェットらしく、耳掃除を綿棒でするみたいで、僕が探した範囲では耳かきを見つける事ができませんでした。
僕にとっては、耳かきは地味に無くては困る必要な物のひとつです。
ドイツ語の電子辞書
ドイツ語の電子辞書は、必要な物というより必需品です!
アルファベットも読めない状態でドイツに来た僕には辞書は無くてはならない物でした。もちろん今でも大切に使っています。
特に携帯性、語彙量、単語を引く速さなどから考えて、紙の辞書よりも電子辞書がオススメです。また今はグーグル翻訳などのアプリがありますが、あくまでそれらは電子辞書の補完として使うべきだと思います。
ドイツ語辞書という使用頻度の高さ、安定性から考えてもやはりアプリより辞書の方が有用だと思います。
ちなみに僕が持っている電子辞書は元々英語や国語を勉強する為に中学生の時に買った物に、別売の入門用のドイツ語のカードを挿して使ってます。日常生活程度ならこれで問題無いです。
上記の写真は僕が20年近く使っているセイコーの電子辞書です。購入金額は覚えていませんが、学生のお小遣いで買ったので、それ程高い物ではないと思います。
まさか20年も使うとは購入した時は想像もつきませんでした。確か有線のイヤホンがついていましたが、無くしました。
屋外だと電子辞書はクリニックの受付やインフォメーションなど小さな場所で使用したり、気が付いた時にサッと取り出したいので、軽くて、それ程大きくなく、立ち上がりに時間が掛からないのがいいです。
電池はドイツにもあるので問題無いです。ちなみにドイツでは単3電池はAA、単4電池はAAA、と表記されます。
薬
僕の経験上、ドイツに来たら必ず初期段階で一度は必ず体調を崩すと思います。どんなに日本では健康な人でも、初めての経験の連続、環境の変化、ストレス、疲れなどから体調を崩します。なので咳止め、風邪薬、痛み止め、解熱剤、口内炎や肌荒れ対策、など一通り持ってくると良いでしょう。
また、日本からドイツに薬を送る事は例外を除き、原則的に禁止されています。
これは一度日本を出国すると、次に日本に帰国するまで日本の薬を入手するのが難しいという事を意味します。気をつけて下さい。
ちなみにドイツには湿布はありません。あれは日本が作ったものらしく、ドイツでは軟膏材になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はアジアンショップや文房具ついて、ドイツを例に紹介しました。
最近はアジア食が手に入りやすくなって、オンラインでも気軽に注文できるようになりました。
これから海外に出て頑張ろうと考える皆さんの参考になれれば嬉しいです。
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