ドイツの古都として有名な州都ドレスデンですが、ドレスデン周辺にも観光地がいくつか点在しています。
今回はドレスデンから車で30分程の距離のモーリッツブルクにあるお城「モーリッツブルク城」について、ドレスデンからの公共交通機関でのアクセス方法やチケットの買い方、モーリッツブルク城の近くのレストランについて紹介します。
モーリッツブルク城
モーリッツブルク城は、1546年にザクセン公モーリッツによって狩猟の館として建てられたお城です。
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1546年に建設されたモーリッツブルク城ですが、1723年から1733年にかけて、アウグスト王によってバロック様式の狩猟館兼離宮として改築されます。
現在博物館となっているモーリッツブルク城には、1723年から1733年時のアウグスト王の時代の様子が詳しく紹介されています。
モーリッツブルク城は2度の世界大戦も戦火を逃れ1945年までザクセン公エルンストハインリヒの邸宅として使用されたとのことです。
僕は最初、1945年まで邸宅として使用されていたと聞いて驚きました。
モーリッツブルクへのチケットの買い方
今回はドレスデンの家からモーリッツブルク城までバスで行くことにします。
モーリッツブルクはドレスデンではない!?
ドレスデンからチケットを買ってバスでモーリッツブルクにあるモーリッツブルク城に行くのですが、券売機の購入方法を説明する前に、「モーリッツブルクはドレスデン内ではない!?」ということを知っておく必要があります。
正確に言えば、モーリッツブルクは、ドレスデン城やゼンパーオーパー、フラウエン教会(聖母教会)などの観光地がある中心街とは別のゾーンまたはエリア、ドイツ語で「Tarifzonen:タリーフゾネン」にあるということです。
日本では券売機でチケットを買うときは目的地名や料金を入力してチケット指定してチケットを買うと思います。
例えば品川駅から池袋駅へは180円だから180円を入れてチケットを買うといった感じだと思います。
しかし、ドイツではゾーンやエリア、ドイツ語で「Tarifzonen:タリーフゾネン」ごとにチケットを購入することになります。
目的地名よりもまず「Tarifzonen:タリーフゾネン」を選択するということになります。
券売機
下記の画像は、黄色が目印の券売機です。
10年前は主要な停留所にしか無かった券売機も、今ではいたるところに券売機が設置されるようになりました。
支払い方法はカード、現金ともに対応しています。
バスの中では現金のみや、カードだけだったり、車両によっては車内でチケットを購入できないのことがあるので、事前に券売機で購入することをオススメします。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0656-1.jpg)
券売機は英語にも対応していてとても便利です。
券売機のトップ画面
まず最初に画面にタッチすると、下記の画面が表示されると思います。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0658.jpg)
上記の画面で、ドイツ語、英語、チェコ語、スペイン語、ロシア語、ポーランド語と選べますが、今回は僕の勉強のためにドイツ語でいきたいと思います。
この画面では、ドレスデンの主な観光地のフラウエン教会やドレスデン城などがある中心街を移動する時に買うチケットが表示されます。
しかし、今回はドレスデンの中心街ではなく「モーリッツブルク」に行くので、下記の画像の赤枠のボタンをタッチしてください。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0658-1.jpg)
上記の画像の赤枠には「Weitere Tickets für Dresden und außerhalb」と書かれています。
「ドレスデンとその近郊のその他のチケット」という意味です。
片道券を買う場合
ここからは、片道券を買う場合を紹介します。
ちなみに「往復券」というのはないので、往復する場合は片道券を2枚買うことになります。
Einzelkarten
前項で紹介したトップ画面の赤枠をタッチすると下記の画面が表示されます。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0660.jpg)
上記の画面の赤枠内「Einzelkarten」をタッチしてください。
「Einzelkarten:アインツエルカーテン」はシングルチケットの意味です。
Einzelfahrt
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上記の画面の赤枠の「Einzelfahrt:アインツエルファート」をタッチしてください。
一人という意味です。
2 Tarifzonen
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0662-1.jpg)
上から3つ目の赤枠「2 Tarifzonen」をタッチしてください。
「2 Tarifzonen:2タリーフゾウネン」は2つの運賃ゾーンという意味です。
会計:795円
下記の画面が表示されたら券売機にお金を入れてください。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0663.jpg)
2023年6月時点で、ドレスデンからモーリッツブルクまで大人一人片道券€5.30(795円)です。
※€1=150円換算で、795円です。
ドレスデンのトラムやバスのチケットは毎年値上がりするので、チケットの料金はあくまで参考程度にしてください。
チケットが発行されたら、バスやトラムに乗車した時に打刻してください。
片道券の特徴
今回購入方法を紹介した「片道券」は一番安く買えるチケットですが、片道券は片道1回分なので、前述した通り往復するときは帰りの分として2枚買わなければなりません。
往復分だと€5.30×2=€10.60(1,590円)ということになります。
正直、モーリッツブルクに行った帰りもどこか観光するには使い勝手が良くないチケットだと思います。
€11(1,650円)で1日乗り放題のチケット「Tageskarte」があるので紹介します。
1日券を買う場合
1日券はお得!!
1日券は、片道券に比べて€0.70(105円)高いですが、1日中乗り放題なので、観光などには1日券の方がお得だと思います。
Tageskarten
トップ画面では前述した通り「Weitere Tickets für Dresden und außerhalb」をタッチしてください。
下記の画面が表示されます。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0660-1-1-1.jpg)
ここでは緑枠の「Tageskarten」をタッチしてください。
Tageskarte
下記の画面が表示されたら、緑枠の「Tageskarte」をタッチしてください。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0665.jpg)
「Tageskarte」は1日券の意味です。
Fahrten in Dresden und außerhalb Dresden
下記の画面が表示されたら、上から2つ目の緑枠の「Fahrten in Dresden und außerhalb Dresden」をタッチしてください。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0668.jpg)
「Fahrten in Dresden und außerhalb Dresden」は、ドレスデンとドレスデン郊外への旅という意味です。
52 Radebeul
下記の画面が表示されたら左の列の一番下「52 Radebeul」をタッチしてください。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0667.jpg)
「52 Radebeul」の下に細い字でMoritzburgとあります!
「52 Radebeul」というのはゾーンの番号とゾーン内の主な地名です。
会計:1,650円
下記の画面が表示されたら券売機にお金を入れてください。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_72F0B3EAC245-1.jpg)
2023年6月時点で、ドレスデンからモーリッツブルクへの1日券は€11(1,650円)です。
前述の片道券「Einzelkarten」に105円プラスするだけで、1日中乗り放題な1日券はとてもお得だと思います。
打刻
下記の画面は、券売機で購入したチケットの画像です。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0677-1-1.jpg)
上記の画像のチケットは使用済みなので右側に打刻の後があります。
打刻には、使用開始時間を表記するとても重要な意味があります。
片道券も1日券も、トラムやバスに乗る時は、打刻を忘れないでください。
もし打刻を忘れてトラムやバスに乗ると、違反となって罰金€60(9,000円)を払わなくてはいけません。
ドレスデン市内からバスでモーリッツブルク城へ
チケットを買ってようやくバスに乗ることができます。
Liststraße発 Schloss Moritzburg着
今回は「Liststraße」の停留所から「477番 Moritzburg Markt」のバスに乗って「Schloss Moritzburg」の停留所を目指します。
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上記の画像は「Liststraße」の停留所の画像です。
「Liststraße」の停留所は最近改築されてとても綺麗になりました。
「Liststraße」の停留所は大きな道路の交差点にあるのですが、僕がドイツ語学校に通っているときに改築工事が始まったため、交差点が封鎖になって通学にかなり不便でした。
ドイツ語学校が終わっても工事は続き、結局1年以上は交差点が封鎖されていたと思います。
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上記の画像は477番のバスの車内の様子です。
ドレスデン市内を走るバスに比べ、シートが柔らかく運転も穏やかでとても乗り心地が良かったです。
日曜日の午前中ということもあってか、子連れの家族が乗ってきて車内は賑やかでした。
「Schloss Moritzburg」の停留所までは約20分です。
バスはドレスデン市内を抜けて郊外の田舎道を走ります。
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上記の画像は「Schloss Moritzburg」の停留所の写真です。
バスが4本も往来していて、思ったより沢山あるんだなぁと思いました。
いくらドレスデンの郊外といってもドレスデンからたった20分なので、それ程田舎田舎していないのかもしれません。
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バス停を降りてモーリッツブルク城へ少し歩くとと大きな馬場があります。
大きなポスターが貼ってあるのでイベントが開催されていることがわかります。
ドレスデンや郊外では乗馬の人気が高く、僕が職場に行く途中にも小さな馬術学校があり、田舎道を馬に乗った人が歩いていることもよくあります。
モーリッツブルク城はお城なので、馬場などの施設が今も現役で使用されていると考えられます。
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バス停を降りて馬場を横目に歩くと、正面にモーリッツブルク城が見えます。
モーリッツブルク城は湖の中に建設されていて、場所によっては水鏡に映るモーリッツブルク城を撮影することもできます。
今回僕は6月にモーリッツブルク城に来たのですが、以前数年前に12月に来た時は湖の水が抜かれていた記憶があります。
モーリッツブルク城の水鏡を見るには夏季に訪れる必要があるかもしれません。
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上記の画像はモーリッツブルク城の入り口を背にしたモーリッツブルクの街の景色です。
一本道が綺麗に整備されていて見晴らしがよく、王様になった気分になります。
モーリッツブルク城の中のレストラン
モーリッツブルク城に入って右側にレストランがあります。
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朝10時にモーリッツブルク城に着いたので、モーリッツブルク城内にあるレストランで朝食を食べようと思っていました。
しかし上記の画像の黒板あるように、レストランは今日はイベントの為に閉店していることがわかります。
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上記のメニュー表はランチメニューです。
€6.90(1,035円)〜€23.90(3,585円)まで幅広い料理が用意されていることがわかります。
モーリッツブルク城内のレストランということなので、もっと簡易的なものだと思ったのですが、思った以上にしっかりした値段がするので、期待できるかもしれません。
次に来たときは入ってみようと思います。
モーリッツブルク城から帰るときに見ると、レストランの外で結婚式が開催されていました。
お城ということもあって場所を披露宴に貸し出していることがわかりました。
軽食
モーリッツブルク城内のレストランが使えないということなので、モーリッツブルク城の外にあるアイスカフェで軽食をとることにしました。
10時半頃のちょうど開店のタイミングで訪れました。
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上記の小さな黄色い小屋がアイスカフェになっています。
お城として使われていたときは、使用人の休憩所として使われていたのかな?と勝手な想像をしてしまいました。
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上記の黒板がアイスカフェのメニュー表です。
アイスの他にも飲み物や軽食が用意されていることがわかります。
「Kaffe」が€2.90(435円)ということで、値段も観光地だからと高くもなくリーズナブルだと思います。
「Kaffe」は高いところだと€3.50(525円)くらいするところもあります。
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店内にはイートインスペースは無く、小屋の出窓から店主さんが飲み物やアイスなどを提供してくれます。
店主のおじさんもとても感じが良かったです。
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店内はこじんまりとしていて、沢山の種類のアイスが用意されていました。
僕らが軽食を食べている間にも、子供たちが何人か来店してアイスを注文していたので、結構人気店なのかもしれません。
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上記の画像は今回注文したメニューです。
注文したのは「Kaffe」2つと右側の「Wiener mit Toast」と左側の「Quarkkeuluchen mit Apfelmus」です。
値段は合計で、€16.60(2,490円)です。
Wienerは見ての通り日本で見るソーセージで、ドイツでは軽食としてもよく食べられています。
僕はドイツに長くいますが、正直ドイツのソーセージより日本のシャウエッセンソーセージの方が美味しいと思っています。
Quarkkeuluchenはどんな食べ物だろ?と思って注文しました。
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Quarkkeuluchenはモチモチしたパンケーキような生地でほのかに甘さがある程度で、それ程味がしません。
Quarkkeuluchenだけでは味が薄いので、リンゴのクリームを付けて食べると丁度いい味付けになります。
リンゴのクリームはリンゴのジャムをもっと滑らかにした感じで、少し酸味もあって美味しかったです。
モチモチ生地のためか、結構食べごたえがあって腹持ちが良かったです。
受付
腹ごしらえも済んでようやくモーリッツブルク城の見学です!
アイスカフェからモーリッツブルク城に入って左側に下記の画像にもあるように、お土産屋さんとインフォメーションがあります。
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インフォメーションは日曜日のお昼時11:00ということもあって沢山の人がいました。
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チケットを買うところはお土産屋さんと一緒になっているため、沢山の人がいました。
チケット代は1人タブレット込で€12(1,800円)でした。
インフォメーションの人も、タブレット端末の貸出のスタッフさんもとても感じが良かったです。
ドイツ語でやり取りしましたが、ドイツ以外の国からの観光客も多かったので、もしかしたら英語にも対応してくれるかもしれません。
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インフォメーションの奥の部屋でタブレットやオーディオガイドの貸出しをしていました。
事前にオンラインでチケットを購入している人は直接奥の部屋に行くことになります。
今回僕らはオンラインでチケットを買っていなかったので、インフォメーションでチケットを購入した後、奥の部屋でタブレット端末を貸してもらいました。
タブレット
下記は、タブレット端末の画像です。
タブレットは全部で10ヵ国語に対応しています。
日本語でモーリッツブルク城を見学できるとは思っていなかったので嬉しかったです。
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モーリッツブルク城にはタブレット端末の他、オーディオ端末やガイドツアーなども用意されていますが、日本語に対応しているのはタブレット端末だけということで、迷わずタブレット端末を選びました。
チケット代はタブレット端末やオーディオ端末の料金込みで€12(1,800円)でした。
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モーリッツブルク城内の各所でタブレット端末をマークにかざすことで、それぞれのポイントで日本語で詳しく説明してくれます。
タブレット内で当時の貴族の格好や部屋の様子などが紹介されていて、アウグスト強王がモーリッツブルク城で過ごした1730年代当時の様子を知ることができます。
タブレット端末はとても素晴らしい見学ガイドツールだと思いいます。
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モーリッツブルク城はアウグスト強王はじめ、貴族たちの狩猟の為に建てられたお城で、場内の至る所に鹿の角や、狩猟のときに使った猟犬の絵などが飾られています。
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上記の画像は見学ルートの最後の方にある宴会場の写真です。
写真では部屋の高さと広さ、明るさが上手く伝わりませんが、実際に見てみるととても広くて驚きました。
見学時間は約2時間
ドレスデン市内から20分ということで気軽に来ることができるモーリッツブルク城ですが、見ごたえ十分の立派なお城です。
今回モーリッツブルク城見学にかかった時間はゆっくり回って約2時間でした。
途中城内を見学していると、昔の貴族の仮装をした子供たちが先生の真似をして、子供たち同士で一緒にダンスをしていました。
仮装をした子供たちが貴族のお辞儀の仕方や、ダンスなどをしていて、ちょっとしたお披露目会になっていて、周りの大人たちが子供たちに拍手していました。
僕も拍手をしたのですが、近くにいた監視員に拍手の仕方の作法が違う!と注意されました笑
昔の拍手は手の平を強く叩くのではなく、手の甲を上品に叩くのだそうです。
日本語のタブレット端末や、子供たちの可愛いダンスのお陰で、とても楽しいモーリッツブルク城の見学でした。
ランチ
見学を終えるとちょうどお昼時だったので、レストランでランチをすることにしました。
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今回ランチに選んだレストランは上記の画像の「Goldne Brezel」というドイツ料理のレストランです。
Goldne Brezel
Goldne Brezelは、モーリッツブルク城に来た時に着いた停留所「Schloss Moritzburg」から徒歩6分のところにあるレストランです。
Goldne Brezelの住所は、Schloßallee 24, 01468 Moritzburg です。
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メニュー表にはドイツ語の下に英語表記もあって読みやすかったです。
僕は上記の画像の青枠の牛のお尻の肉のステーキ、付け合せはコロッケとブロッコリーを注文しました。
値段は€17,80(2,670円)です。
飲み物を含めると大体1人€20(3,000円)くらいだったと思います。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0628-rotated.jpg)
牛肉は固さやパサつきもなく、とても美味しかったです。コロッケも塩味が薄くて僕好みでした。
店員さんも親切で感じが良かったです。
支払いは現金のみ
ドイツのレストランではクレジットカードなど、各種カード払いに対応していることが一般的なのですが、このレストランでは現金のみの対応でした。
僕たちは代金分の現金を持っていなかったので、ATMで現金を下ろす必要がありました。
この時使ったATMは「Sparkasse Meißen – Geschäftsstelle」です。
「Schloss Moritzburg 」のバス停の眼の前のATMです。
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上記の画像の黄色枠の赤字の「S」マークがSparkasseのマークです。
支払うときになって現金を持ってないことがわかり、ちょっと恥ずかしい僕たちでしたが、レストランの店員さんも慣れているのか、それ程驚いた表情はしていませんでした。
ATMで現金を下ろして支払いを済ませ、無事にレストランを後にしました。
ドイツのレストランでカード払いができないなんて、もしかしたら僕がドイツに来てから初めての経験だったかもしれません。
馬車
レストランを出ると眼の前に馬車がいました。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0623.jpg)
ドイツの観光地では馬車をよく見ます。
ドレスデンにも、ドレスデン中心部の観光地をゆったりと回る馬車をよく見ます。
観光地の馬車を引く馬はとてもおとなしいので、近づいても暴れたりしません。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0622.jpg)
可愛いですよね。
帰りのバス停は「Schloss Moritzburg 」ではない
レストランに入る時はにわか雨が降っていましたが、レストランを出る頃には雨も止んで晴れ間が出ていました。
ランチも食べたのでこれからドレスデン市内に帰ることにします。
ドレスデンからモーリッツブルク城に来る時のバス停は、「Schloss Moritzburg 」でしたが、帰りのバス停は「Moritzburg Roßmarkt」というバス亭から出ているバスに乗りました。
城から一番近いバス停は「Moritzburg Markt」ですが、僕たちは大通りを少し散歩しながらレストランまでやってきたので、上記「Moritzburg Roßmarkt」から乗車しました。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0624.jpg)
上記の画像は「Moritzburg Roßmarkt」のバス停の画像です。
「Moritzburg Roßmarkt」のバス停は前述のレストラン「Goldne Brezel」の裏手にあります。
「Schloss Moritzburg」があったメイン通りではなく、一本入った「Roßmarkt」通りにバス停があります。
![](https://www.eseba.jp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0625.jpg)
来るときと帰るときでバス停の場所やバス停の名前が違うので注意が必要です。
帰りのバス停の「Moritzburg Roßmarkt」の目印はレストラン「Goldne Brezel」の裏手にある!と覚えておくと良いかもしれません。
まとめ
今回はドレスデン郊外の観光地、モーリッツブルク城について、ドレスデン市内からのバスのチケットの購入方法や、モーリッツブルク城のチケットの値段、周辺のレストランの情報について紹介しました。
ドレスデン市内から片道20分で行くことができる観光地、モーリッツブルク城。
近くにあるのでいつか行くと言って、中々行かなかった観光地ですが、実際に見学してみると数年前に比べタブレット端末があって日本語に対応していて思いの外楽しかったです。
モーリッツブルク城内も絵画や装飾品が丁寧に飾られていて見応えがあって、街の人も観光客に慣れているためか、みんな感じが良かったです。
ドレスデン観光に来た際は是非モーリッツブルク城も訪れてみてはいかがでしょうか?
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